ジャズって「呼吸」が大事なのですが、始めたばかりだとソロの時ついつい音で埋めてしまいがちです(ギタリストは特にそうだよねぇ)
埋めないと不安だからとか
欧米人とは言語的にリズムやブレスの感覚が違うとか
理由はいろいろあるとおもいます。
その中でちょっと日本の古来からの観点で考えてみました。
それはなにかとういうと
「隙間」には「魔」が入る
と考えられてきたことです。
暦の隙間、空間の隙間、身体の隙間(関節ですね)
こういった「隙間」には「魔」が入ると考えられていたためにその魔除けの作法がいろいろと考えられてきたのが日本です。
普段の会話でも間が空くのって結構嫌がられますよね。あれもそういう「魔が入る」という考え方が無意識に働きかけているんじゃないかなと。
ジャズのフレーズは呼吸、「間」が大切ですが、日本古来の考え方でいくとその隙間に魔が入り込みやすいと考えているのかもしれません。
だから日本人て埋めたがるのかもな、なんてふと思ったのです笑。
普通の音楽は魔なんてこないから大丈夫です、安心してください笑。
隙間あけても大丈夫ですから(´Д` )
逆にシーツオブノートと呼ばれるコルトレーンや、ギターでいうパットマルティーノは逆にその「魔」を意識してるようにも思えます。
コルトレーンは段々宗教的になっていきますからねぇw
たまにはそんな視点で聴いてみてはいかがでしょう。